サンタさんっているの?

(娘が2年生の時のサンタさんへの手紙)

我が家の娘は小学4年生

遂にサンタさんが誰なのか知る時を迎えました。

今までも何回か

「学校の子がサンタさんはお父さんとお母さんやって言ってる」

と言って来て

その時は

「サンタさんはいるけれど、本当に信じている子の所にしかこないから

そう言っている子たちにはお父さんとお母さんがプレゼントをあげているんだよ。

だからその子たちも嘘つきじゃないし

サンタを信じている子も嘘つきじゃないよ。」

って伝えました。

その効果は抜群で、すっかり信じて

「ももちゃんはずっと信じる!」

って言っていたのですが

(ある年のクリスマスごはん。ようがんばったなーー)

今年

「クラスの殆どの子がサンタさんいないって言ってる。けど、ももちゃんは信じてるから!」

と伝えて来た様子を見て

(今がタイミングかな)

と感じました。

(1年生のお手紙。この年はコーヒーとクッキー)

そこで、膝に娘を座らせて

「あんな、サンタさんはいるねん。いるねんけどな、それはお父さんとお母さんやねん」

と伝えました。

すると笑顔で

「うん」

と言いました。

「安心した?肩の荷降りた?」

と聞くと

めっちゃ笑顔で

「うん!」

と言いました。

(3年生、去年は北欧のミルクがゆをサンタさんに用意)

彼女は優しい子なので、きっと来年も再来年も

サンタさんを信じるふりをしてくれたでしょう。

自分のためでなく、わたしのために。

 

ああ、良かった。伝えるその時をちゃんと見つけられた。

彼女が自然に信じられる間、サンタさんになれて

彼女が自然に気づく時にお母さんサンタになれた。

(幼稚園のころのごはん、怖いトナカイ笑)

私はちょうど娘くらいの頃

もうサンタさんは親がしてるんだなって気づいていたけど

それを子供から言ったらなんかダメな気がして

親を傷つける、努力を台無しにする、そんな気がして

どうしようかなあ、、、と思っていた記憶があります。

でもそんな気にしていたのに、ある年のクリスマスに

「さっさとプレゼント選び!」

と怒られた上、その場でお会計し

「はい」

とクリスマスプレゼントを手渡され正体をバラされる。

という衝撃的なカミングアウトを経験するのも今では笑えるお話。笑

子供はどんどん大きくなる。

こうやって過去のクリスマスの写真を振り返って

あの時あの時間、色んなことを一緒に出来て幸せだったなって

ちょっとウルウルしながら思います。

日々生意気な口の聞き方は増えるけど 笑

ものすごく腹も立つけど 笑

昔のサンタさんを信じていた娘も

今の色んなことを色んな角度で考えられるようになった娘も

どっちも大好きです。どっちも素晴らしいことやなって思います。

 

今年のクリスマスプレゼントは

彼女が3つ候補を選んで、そのうちのどれがくるかはわからない

という形式になりました。

しかも宝探し形式で隠さなければいけません。

親サンタは正体がわかったあとでも色々することがあるようです。笑

 

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