リアルサバイブ*ここはヒマラヤではなく京都市右京区だ*

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お盆も終わり、今日はヨガスタジオシャンティさんでのレッスンでした。

楽しいお盆ですが、沢山の人に会ったり、移動したり、おしゃべりしたり

いつもより豪華で量の多い食事を、満腹を超えて食べ続けたり

ヴァータ(風・空のエネルギー)も乱れ、消化力も低下し、疲労感が高まっている方も多いようです。

こんな時は、ヨガ二ドラや身体を支えながらRelaxしていくリストラティブなポーズを中心に

そして、消化のよい腹6分くらいの温かく油分をふくんだ食事をとって

ルーティーンを大切に規則正しい生活リズムに戻していくとよいですね(#^^#)

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娘の夏休みもあと少し。

夏休みの間はStudioレッスン以外はお休みして

彼女や家族との時間を優先させています。

そうすると、一緒に関わる人も日頃とは変わってきます。

いつもは、ヨガを中心とした仲間。が私の生活にいます。

比較的似たようなものを好み、似たようなものを大事に思い、居心地のよい空間。

その中にほぼ居ます。

そうすると、心が整っている時間が長く、まるで自分がちょっと穏やかに成長したかと思ってしまったりします。

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しかし、ひとたび、多種多様な価値観の荒波にさらされると、どうでしょう。

あらあら、まだまだこんなにイライラするし、うんざりするし、ああ早く帰りたいなんて思うし

全然、心穏やかじゃないねえ。という事に気づきます。

そこでハタと分かるのです。

ああ、私が穏やかなのではなく、環境が穏やかなのだと。

いや、私にとって穏やかなのだと。

ふと先生が言っていた言葉が浮かんできます。

「ヒマラヤの奥地にこもっている方がよっぽど心穏やかにすごせる。

この現代社会の中でリアルサバイブしていくことの方が非常に難しい」

環境を選び整えることはとても大事。

でもそこで得られる静けさが

ひとたび自分にとって居心地の悪い環境の中に属した途端

蜃気楼のように掻き消えてしまうのではなんとも心もとないものです。

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この夏休み中、何度となくそんな瞬間が訪れる度

唱えていた言葉があります。

「私は誰か?Who am I?」

ラマナマハルシの有名なこの言葉。

心の源に立ち返るこの言葉。

どんなに忙しく様々な想念に振り回されていても

この言葉を唱えると、鳥が止まり木に戻ってくるように、ほっと呼吸が深くなります。

まだまだ私はその源に触れてはいないけれど

それでも、ああ、そうだ、ここだったと還ってくることができます。

色々な想念を呼び起こしているその源は誰か?

想念の対象に集中してさらに妄想や不快感を広げていくのではなく

それを感じている源に還る。

そうすると想念そのものが蜃気楼で、源が本質であると気づきます。

ああ、この居心地の悪さも不快感も嫌悪感も

全て自分が作り出しているのだなあ、と気づきます。

そうして何度か深い呼吸をして

さて、と、現代社会のリアルサバイブをさっきより楽しんで

京都市右京区にて生活していくのです。

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