「知足」得てもいないし、失ってもいない

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今日は梅小路公園でのヨガ教室の日。

とーーてもいいお天気で飛行機雲を7個くらい見ました!

青い空に白い飛行機雲。

気持ちもしゅーーーん!と伸びて清々しい!

今日も生徒さんと過ごす時間に深く感謝。

yogaのあとは気持ちが優しく、顔が上向きになるね~~なんて朗らかにランチもして。

しみじみ、「幸せ」

滋賀旅♡2015.9.27_6410

「幸せ」って感じる時、どんな時ですか?

 

yogaの聖典の一つ「ヨーガスートラ」ではyogaの段階を8個に分けて説いています。

この8つの段階をアシュターンガ(八支則)といいます。

八支則のyogaはラージャ・ヨーガ(王のyoga)の軸でもあります。

 

とまあ、難しい話はさておき。

この8つの段階の2個目に、ニヤマ(勧戒・そのように努めましょう)というものがあります。

ニヤマには5つあり、その中の一つが

サントーシャ、知足。というものです。

「足るを知る」

私たちにも馴染み深い言葉ですね♪

 

知足、は、満足、とは似て非なるものです。

何かによって満たされる。のではなく、そもそも足りているということを知るのです。

何かを得たことによる満足は、またそれを失った時に別の感情を引き起こします。

それは、執着であったり、悲嘆であったり、怒りであったり。。。様々な苦しみの感情が起こります。

 

日常は常に、何かを得て何かを失う、ように感じられます。

でもそれは本当に「得ている」のでしょうか。

 

誰かに愛されて花束をもらいます。

私は愛情という感情と、花束という物質を得た、と思っています。

でもその愛はいつしか失われ、花は枯れ、その2つを失ったと思います。

 

さて、私は本当に、何かを得て何かを失ったのでしょうか。

 

私の中にそもそもあった愛情を感じる心が色づいて

花束という物質を見てそれを美しいと思う心が色づいて

それが通り過ぎ、もとの状態に戻った。

ただそれだけ。

愛情や美しさを感じる心は元から今も変わらずにそこにあり

ただ自分の中にそのような心があったことをその時に知ることができた。

そして「幸せ」だなーとその瞬間感じた。

 

もう、それで充分だなあ。

 

「知足」「足るを知る」

は、私にとってそんな感じです。

人によってそれぞれの「知足」があると思います。

 

なにか心に寂しさがよぎった時、ふと自分にとっての「知足」って何だろう。

そんなことを思うのも秋の夜長にいいかもしれませんね♪

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