慈悲喜捨の鍵を持つ

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水曜日は梅小路公園でのヨガ教室でした。

久々の方も多く、みんなでのびー!と伸びたり

ストイックにブジャンガアーサナ(コブラのポーズ)のアライメントを一個ずつ確認したり(一つのポーズなのに汗をかきます!)

瞑想的に自分の内側を見つめてヴィンヤサシークエンス(繋がった一連の動き)で動いたり

今回はナーディ・ショーダナという片鼻呼吸も体験していただきました。

ヨガでは右の鼻がピンガラ(太陽)左の鼻がイダー(月)と考え、身体の中心のスシュムナーナーディの両側にあり、それぞれ骨盤低から螺旋を描き頭頂まで通っています。そのピンガラとイダーが交差する所、それがチャクラです。

鼻の右が交感神経、左が副交感神経がそれぞれ優位になると通りやすいといわれています。なので、眠いときは左の鼻が通っていることが多いです。

片鼻づつ呼吸していくことで、交感神経と副交感神経のバランスを整えナーディを通す、初心者の方でも取り組みやすい浄化の呼吸法です。

是非おうちでもやってみてくださいね!

そして教室が終わったあと、時間のある生徒さんたちとランチにいきました。

そこで生徒さん同士が本当に本音で正直に、思いやりの心を持ってお話しをされている光景を見てて…

とてもじーーーーん、としていました。

大人になってこのような関係を築けて、こんな暖かい空間をみんなで作っている。

そんな生徒さんたちに感動しました。

2015-04-06 09.16.12

ヨガの聖典の一つ「パタンジャリのヨーガ・スートラ」で私がとても好きなスートラがあって

それは

ヨーガ・スートラ 1-33

「他の幸福を喜び(慈)不幸を憐れみ(悲)、他の有徳を欣び(喜)不徳を捨てる(捨)態度を培うことによって、心は乱れなき清澄を保つ。」

というもの。

この慈悲喜捨の鍵を常に持っていなさい。とスワミ・サッチナーンダさんは言われていて。

私は生きていていろんな場面でこの言葉を思い出します。

私たちはつい、他の幸福を羨んだり、有徳を妬んだり

不幸を一緒に悲しむのではなくどこか高みに立った気分で眺めてみたり、自業自得だと突き放したり

 

不徳な人に出会った時は…これがもしかしたら一番難しい。

自分の価値観に照らし合わせて、その人を変えようと試みたり、もしくは激しく憤ったり。恨んだり。

その行動や感情の源はその人に良かれと思ってのことだと尚更。とてもこれは難しい。

そこにエゴがあるかないか、どこかで自分の正義を押し付けていないか。

この前読んだ一文がとても心に響いたのだけど

「正義の反対は悪ではなく、また別の正義なのだ」

そのような視点を常に持つことが、(捨)という鍵をうまく使いこなすために大事なのかな。

 

不徳な人、は本当に不徳なのか。それは私が決めているだけなのではないか。

 

本当にこの4つ「慈悲喜捨」が誠実にすべての場面で実践できたなら…

そう思って生活しています。

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来週の梅小路公園でのヨガ教室は、終わったあと晴れてたらお弁当を買って芝生広場でピクニックしましょう!

私はカメラが趣味なので、その時に「露出、ホワイトバランス、構図で変わるプチカメラ遊び」を一緒にしませんか?

お手持ちのカメラやもちろん携帯でも十分!ランチを食べながら、こうやって撮ったらおいしそうー!!などなどみんなで工夫して遊びましょう!

ご予約おまちしてまーーす♪

 

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