私は小学生の頃から本を読むのが大好きで
読書感想文を書く時は課題図書や推薦図書全てを読んでから、吟味してこの一冊を選ぶ!
ような子供でした。
お話をつくろう!という課題の時は皆数ページのところ、原稿用紙30枚くらい書き
交換して読みましょう、となった時に、私のが当たった子はひどく辛かったろうと思います。笑
そのまま20代後半まではバリバリの文系。理系科目にはアレルギーすら感じるようなタイプだったのですが
ある時宇宙物理学の話を聞き、これは壮大な、想像を遥かに超えた文学だ!と思い大好きになりました。
そのお話をされていたのは、IPMU(東京大学数物連携宇宙研究機構)の村山斉さんです。
その後村山さんの本をいくつか読み、そのユーモアに富んだ分かりやすい、ワクワクするような宇宙物理学の話に夢中になりました。
さて、その本にはこう書いています。
「私達がよく知っている原子。万物は原子で出来ている、と習いましたが、その原子は宇宙全体の5%にも満たないのです。
残りの約23%は暗黒物質、約73%は暗黒エネルギーで出来ているのです。
暗黒物質も暗黒エネルギーも名前はついていますが、その正体は分かっていません。」
はい、スターウォーズの話ではありません。実際の真面目な物理学の話です。
細かく言うととても長くなりますが、とにかく宇宙の約96%は、まだ正体のわからないエネルギーで満ち溢れているのは科学的な事実なのです。
私たちは、なにもかもを分かったつもりになることもあるけど、こんなにほとんどが分かってない宇宙の中に、たまたま命として存在しているのです。
それは、奇跡的に。
宇宙物理学を学ぶほど、この私たちの宇宙が138億年前産まれ、たまたま対消滅されずに残った物質があり、原子がぶつかり合い、銀河郡が出来、その中の宇宙の片隅の太陽系に地球が産まれ、生命が誕生し、気が遠くなるほどの連鎖を経て、私が存在している。
とっても不思議。
おっと、前置きが長くなりましたがここで表題のお話。
そんな宇宙のエネルギーを上手に使ってみよう、という実験を最近しているのですが
(ん?いきなり話が怪しくなってきたぞ 笑)
わかりやすく言うと、「自分の意志」の外側に目を向ける。ようなことをしています。
私たちが見ている世界、認識、出来事、は全て自分が選んで作っています。
それは、人は見たいものを見る。という事。
赤ちゃんを産んだ後、同じような赤ちゃんを連れている人が突然沢山目に入るようになりました。
それは急に私の周りにベビーラッシュが起きたのでしょうか?
いえ、そうではなく私の意識がその情報を選んでいるのです。
と言うことは、「自分の意志」の外側には気づいていない沢山の事柄が存在しているのです。
その外側に目を向けてみると・・・そこには予期せぬギフトが沢山ある事に気づきます。
それは、ドラマティックに。
今日はその中の分かりやすい一つを。
先日私はなんとも言えないようなこんな事ある?的な出来事が立て続けに起き
(これもその後劇的に回収されるのですが、それはまた別のお話♪)
頭の中はそれらに対する事で一杯になっていました。
そんな時、小2の娘が
「ママ、虹の歌うたって!」
とそれはもうしつこく言ってきました。
いや、その歌知らんし。今色々考えたいし。と、いつもなら、はいはい。と受け流してしまいそうなところですが
(こんなにしつこく何で言うのだろう?)
と気になり、付き合ってみることにしました。
「じゃあ後から続けて歌ってな!」
そう言って歌った歌詞が・・・
その時の私の心をものすごく軽くしてくれたのです。
それは、よく日常に起こるとても些細な出来事。所謂あるあるネタかもしれません。
でも、それがその時の私にとって、かけがえのないギフトになりました。
(わざわざ歌詞まで書いてプレゼントしてくれました。笑)
ふと立ち止まり、「自分の意志」の外側に目を向けてみる。
沢山の発見と予期せぬプレゼントがそこにはあります。
とっても長くなってしまいましたが
最後まで読んでくれた方ありがとうございます♪